【初心者DIY】自分で出来る!家の壁塗り替えについて

住宅の経年劣化で定期的に必要となるのが外壁塗装です。業者に頼むと費用がかかるし・・・とお悩みの方!『外壁塗装をDIYする際に必要な道具や手順が知りたい』『外壁塗装のDIYを失敗しないためのポイントが知りたい』などと、DIYをお考えの方の中には、このような悩みを持つこともあるでしょう。室内の壁や家具は比較的ハードルが低いものの、外壁塗装のDIYは手順やコツが重要になってきます。外壁塗装は住宅の外観をきれいに保ったり、住宅劣化を防いだりするためにも大切な工事となります。ここでは外壁塗装を自分で行うにあたり、押さえておきたいポイントをご紹介します。

1.外壁塗装DIYする際に必要な道具

外壁塗装をDIYする際に必要な道具には、主に以下があります。

  • 家庭用高圧洗浄機
  • バケツ
  • ブラシ
  • 中性洗剤
  • シート(養生用テープ
  • サンドペーパー
  • コーキング材
  • ローラー
  • ハケ
  • 下塗り塗料
  • 上塗り塗料

どのアイテムも、ホームセンターや通販で簡単に手に入れることができます。

2.外壁塗装をDIYする手順

外壁塗装をDIYする手順は、基本的に以下のような流れになります。

それぞれの手順について、どのように行うか詳しく解説していきます。

① 洗浄

洗浄する箇所をブラシや高圧洗浄機で洗浄します。カビやコケなどの汚れは中性洗剤を使い、ブラシでこすって水で洗い落しましょう。洗浄後は十分に乾燥させてから次の作業に移ってください。

② 養生

塗装しない箇所をマスカー、養生シートなどを使って養生することで、塗料の飛沫から住宅を守れます。特に初めての外壁塗装DIYの場合、塗料を塗りたくない場所や地面、庭などに飛び散ってしまうことがありますので、しっかり覆いましょう。近隣住宅に塗装が飛散しないようにも注意しましょう。

③ 下地処理

外壁の下地にヒビなどの傷があれば、補修します。外壁の傷を放置していると、そこから雨水が内部に浸透し、腐食して住宅劣化の原因になります。そのため、塗装前には下地処理が必要です。小さなヒビや欠けであれば、コーキング材で補修できます。コーキング材とは、弾力性を持つ隙間を埋めるための充填材です。ヒビや傷などにコーキング材を充填し、サンドペーパーで表面を整えましょう。

④ 下塗り

外壁と上塗りの塗料をよく密着させるため、まずは下塗りを行います。また、下塗りは外壁が塗料を吸収することを防ぐ役割もあります。下塗りを丁寧に行っていないと、塗料が剥がれやすい外壁となってしまうため塗りムラがないようにしっかりと塗装してください。

⑤ 上塗り2回(中塗り・上塗り)

下塗りが乾いたら、上塗りを2回行います。2回とも同じ塗料を使います。どうして2回も上塗りをしなければいけないかというと、1回の塗装では耐久性が低下してしまい耐用年数が長くなります。また、上塗りを2回行うことで、塗り残しも防げます。見た目もきれいに仕上がり、耐用年数も長くなるため上塗りは必ず2回以上行いましょう。

3.塗料の選び方

外壁塗装では下地準備が重要ですが、やはり塗料選びも見落とせません。塗料は費用に直結しますが、種類により価格や耐久性が異なり、強味と弱みがあるので要チェックです。

アクリル塗料

カラーバリエーションも多く、素人でも塗装しやすいという特徴があります。塗料の単価は、ほかの種類の塗料よりも費用を抑えらえます。しかし、紫外線に弱いため耐久年数が短いことがデメリットです。定期的な塗り替えが苦にならず、費用を抑えたい方に最適です。

ウレタン塗料

比較的安価で、弾性や伸縮性に優れており、外壁塗装によく使われています。シリコン塗料に次いで利用されている塗料です。長所としてひび割れや防水に役立ちますが、紫外線に弱いため、耐久性は6年と短めです。

シリコン塗料

耐熱性や耐久性に優れており、汚れにくいという特徴があることから、外壁塗装で最も利用されている塗料です。耐用年数は7~15年あるためコストパフォーマンスが良いと言えます。カラーバリエーションも多いです。

フッ素塗料

10~20年と長い耐久性能があり、色褪せがなく艶落ちもしにくい塗料です。費用は高くなりますが、耐久性を考えると費用対効果が良いとされています。一方で、塗膜が硬いためひび割れしやすいため入念な下準備が必要となります。

遮熱塗料

耐久性はフッ素塗料に並びますが、価格はフッ素塗料より高め。遮熱塗料という名のとおり、太陽熱をはじくため外壁の温度が上がるのを防げます。室温の上昇も防げるので光熱費を抑える省エネ効果があるといわれています。

 ラジカル塗料

ラジカルと呼ばれる太陽の紫外線や酸素、水といった劣化要因に強いのが特徴です。価格はシリコンより少しばかり高いものの、耐久性はフッ素塗料に並ぶ塗料として期待されています。しかしながら、新しい塗料のため施工実績が少ないのが玉に瑕です。

このように、塗料により価格や耐久性、長所と短所が全く異なるため、お住まいやライフスタイルに応じて塗料を決める必要があります。

 

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4.外壁塗装をDIYするメリットとデメリット

 

外壁塗装をDIYする際、メリットとデメリットがいくつかあります。どのようなメリットとデメリットがあるか、具体的に解説していきます。

◎メリット
◎費用が安く抑えられる

外壁塗装をDIYすれば、業者に依頼するより安く費用を抑えられます。

◎好きなタイミングで塗装できる

業者に外壁塗装を依頼した場合、工事の日程がうまく合わないということもあります。しかし、DIYであれば自分の好きなタイミングで塗装でき    ます。また、業者との打ち合わせも必要ないため、施工期間も短縮でき、手続きも省けます。

 

×デメリット
▲危険が伴う

外壁塗装は、高所作業となることもあるため、危険が伴います。高所作業がある場合は慣れていないと足場からの落下などケガをするリスクがあります。足場から落ちてしますと命に関わるケガをしてしまうこともありますので、業者としては高所のDIYは勧められません。

▲下地処理ができない場合がある

外壁塗装では下地処理が甘いと雨漏りなどの住宅劣化の原因にもなるため、破損がひどい場合、素人では修理できないことがあります。下地にまで届いていそうな深いヒビや傷がある場合には、自分で直そうせず専門の業者に依頼するほうが安心です。

▲失敗する場合がある

外壁塗装をDIYすると、塗装を失敗して塗り直したり、塗料を買い直したりして費用がさらにかかることがあります。外壁塗装をDIYする際は、手順をしっかりと確認してから行いましょう。もし、DIY塗装後、不具合が起こって業者に依頼することになった場合、直すために塗膜を剥離する作業で余計に費用がかかる可能性があります。

 

5.まとめ

ここではご紹介した通り、外壁塗装をDIYで行うことは可能です。DIYで外壁塗装すれば、費用を安く抑えられたり、自分の好きなタイミングで塗装したりできるなどのメリットもあります。しかし、工程を理解し、資材や道具を間違いなくそろえるのは大変難しい作業です。外壁を長くきれいに保たせたい方は専門業者に依頼しましょう。頼できる業者に納得のできる見積りをしてもらい、依頼するという方が安全面や失敗するリスクは解消できます。 ノジケンでは、お客様のご希望やこだわり、お困り事、ご予算などをお伺いした上でニーズに沿う最適なプランをご提案しております。丁寧にご対応いたしますので、安心してお任せ下さい。

 

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