【初心者向け】防水工事で失敗しない!押さえておくべきポイント!

『防水工事の業者はどうやって選べばいい?』、『防水工事の業者選びの際に注意しておくべき点はある?』 防水工事を検討中の方の中には、このようにお悩みの場合もあるでしょう。建物を雨漏りから守るためにも、防水工事の施工不良は避けたいところです。そのためには、優良な施工業者を選ばなければいけません。

防水工事を行うのであれば、その道のプロである防水工事業者に依頼することが基本になります。しかし、防水工事業者とはいったいどのような業者なのか分からない方のほうが多いのではないでしょうか。

そこで、今回は、防水工事の業者選びのポイントを解説していきます。

 

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1.防水工事を行う業者とは?

防水工事業者とは、その名の通り防水工事を専門とした業者です。

防水工事とは、ベランダ・バルコニーや外廊下、屋上や屋根などに施す工事であり、雨水が建物内部に侵入するのを防ぐことを目的として行われます。防水工事における幅広い専門知識を深く身につけた防水工事業者に依頼することには、『品質の高い工事が可能となる』『安心して信頼できる』というメリットがあります。

そこで気になるのが、防水工事はハウスメーカー、リフォーム業者、外壁塗装業者などの業者にも依頼できるのか?ということです。

◎ハウスメーカー

ハウスメーカーは、建物の設計から施工までを一貫して行う業者です。防水工事も請け負っているところがほとんどであるため、ハウスメーカーに依頼することも1つの手段です。しかし、ハウスメーカーに防水工事の専門職がいるわけではありません。防水工事の下請け業者に依頼することとなるため、中間マージンが発生するため、支払う工事費用が高くなる場合があります。

◎リフォーム業者

リフォーム業者は、すでに建築された住宅のリフォーム・リノベーションを行う業者です。劣化した部分を修復することを得意とするため、防水工事も当然対応可能となります。しかりハウスメーカーと同様、リフォーム業者が下請業者に防水工事を依頼するケースがほとんどであるため、工事費用は高くなる場合があります。

◎外壁塗装業者

外壁塗装業者とは、外壁や屋根の塗装を専門に行う業者です。業者の中には防水工事を得意とする人材がいるケースも多く、ハウスメーカーやリフォーム業者と比較して防水工事を下請け業者に依頼せず自分たちで行う業者も多くいます。特に塗装スキルが活躍する『塗膜防水工事』を得意としていることも特徴です。

このように、防水工事は防水工事業者以外にもさまざまな業者の選択肢があります。しかし、特にハウスメーカーやリフォーム業者においては防水工事を下請け業者に依頼することも多く、施工料金が高まることに注意してください。適正な工事費用で、安心して依頼できる業者に防水工事を依頼したいのであれば、やはり防水工事について知識のある防水工事業者に依頼することが最もおすすめと言えます。

2.防水工事を依頼する業者の選び方とは?

防水工事は専門家である防水工事業者に依頼することが最もおすすめと前述でお話しをいたしましたが、防水工事業者も多数存在するため、どの業者を選ぶのかを選ばなければいけません。そこで、防水工事業者を選ぶポイントを3つ解説いたします。

❶ 見積りが明瞭かどうか

防水工事業者に問合せたときは、現場調査を行った後、必ず見積書を出してもらいます。このとき、見積内容が明瞭であり、かつ適格な金額となっているかどうかをチェックをしましょう。内訳の項目がなく、「一式」とまとめて価格が記載されている場合は要注意です。項目ごとにきちんと分けて記されているか確認しましょう。その上で不明なお金の流れがあれば、一つ一つ説明をしてもらいましょう。もし、業者が見積書の内容を丁寧に説明しない場合は、優良な業者とはいえないため依頼はしないようにしましょう。

見積書の工事価格が相場からかけ離れている場合にも注意が必要です。 工事価格があまりにも高い場合は、こちらが素人だから分からないだろうと費用を水増ししているケースがあります。反対に、工事価格が低すぎる業者も要注意です。費用を抑えるためにも工事価格が安い業者に依頼したくなりますが、手抜き工事をされる可能性があります。工事価格が安い場合、業者の収益も少なくなります。そのため、勝手に材料のグレードを下げたりして少しでも多くの収益を得ようとするのです。

複数の施工業者に同じ工事内容で見積りを出してもらい、内容を比較して検討することが重要です。

❷ 似たような施工事例があるかどうか

防水工事業者選びをする中で、施工実績をチェックすることは欠かせません。各防水工事業者の実績をチェックすることで、その業者がどのような防水工事を得意としているのか、どのような専門技術を持つ職人が在籍しているかどうかが判断できます。類似ケースがある場合、業者は施工に慣れているため工事の失敗は起きにくいといえます。

❸ 気軽に相談をしやすいかどうか

安心できる防水工事業者に依頼するためには、気軽に相談しやすしかどうかもチェックしておくことが重要です。依頼主に対して工事内容を丁寧に説明したり、希望や予算などをしっかりと確認してくれたりする担当者がいるかは着目しておくべき部分となります。また、防水工事が終了してから何らかのトラブルが生じるケースも珍しくありません。そのため、工事終了後のアフターサービスもしっかりとしてくれる業者を選びましょう。

 

3.防水工事が必要な時期・タイミング

防水工事を行うべき時期・サイクルは防水の種類によっても細かに異なるものの、基本的に約10~15年前後です。しかし、ベランダや屋上など工事対象となる部分は、常に太陽光や雨・風にさらされており、年数とともに必ず劣化します。そのため、必ずしも10~15年周期での工事が適正とは言えません。

では、防水工事が必要な時期・タイミングは、どのように見分ければよいのでしょうか。

■ 工事をすることが望ましい防水の状態

  • 階下に雨漏りしている
  • 水たまりができる
  • ひび割れがある
  • 防水が浮いている
  • 防水が破れている

長年太陽光や雨・風にさらされて劣化した建物は、上記のような症状が生じます。劣化状態を放置するとさらに悪化し、建物の耐用年数が著しく短くなるおそれもあるため、劣化症状に気付いた段階で防水工事を検討しましょう。なお、早い段階で劣化症状に気付けば、比較的簡単な防水工事で済むケースもあります。

■ 防水の種類ごとの耐用年数

ウレタン防水 約8年~12年
シート防水 約10年~15年
FRP防水 約10年~15年
アスファルト防水 約12年~20年

質の高い材料を取り入れれば、どの防水の種類においても12年以上、長くて20年以上は深刻な劣化状態とならずに耐えられます。しかし、雨の多い年や地域によって耐用年数は変動するため、種類ごとの耐用年数をベースに、前述した防水の状態も定期的にチェックして判断することが最も望ましいと言えるでしょう。

 

防水工事は専門業者に依頼して施工不良を防ごう!

住宅・ビルなどの建物の劣化を防ぎ、耐久性を維持するためには、定期的な防水工事が欠かせません。その為にも、専門家による定期的な点検が必要です。

ノジケンでは、ご相談・お見積りはどちらも無料です。お気軽にお問い合わせください。

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