アパートなどを所有されている賃貸オーナー様で外壁塗装の時期について悩まれている方はいないでしょうか?アパートの外壁や屋根の劣化を放置していると、入居率が下がるだけでなく建物そのものの劣化につながる危険性もあります。
アパートとなると住宅よりも大きく、外壁塗装をするにも費用や相場も勿論、大きくなります。また悪徳業者の被害が多く報道されていることから、業者選びに不安を考えている方も多いでしょう。この記事では、アパートを塗り替えるメリット・デメリットから、塗り替えのタイミングの見極め、よい業者の選び方までをご紹介します。アパートの外壁や屋根の塗り替えを検討している賃貸オーナー様は、ぜひ参考にしてください。
1.アパートを塗り替えるメリット・デメリット
メリット | ◎入居率があがる
アパートを塗り替える最大のメリットは、なんといっても入居率が上がることです。物件探しの際には、家賃や間取りと同じ くらい、外観は重要な判断材料になります。条件が同等のアパートであれば、塗装がきれいで見た目のよいアパートに住みたいと思うのは当然の心理です。また、入居者にとっても、自分が住むアパートの外観がよくなるのはうれしいことです。退去率も下がり、アパート全体として高い入居率をキープできるようになります。 ◎建物の資産価値を保つことができる 塗装には、美観を保つだけでなく、建物自体を守る大切な役割があります。アパートの外壁や屋根は、直射日光や雨風にさらされることで劣化していきますが、素人目で劣化状況を見極めるのは至難の業といえます。そのため、気がついたときには塗膜がはげて、建物に雨水がしみ込み雨漏りなどが発生する一歩手前ということも珍しくありません。基礎部分にまで水が浸入してしまった場合には、建物自体に致命的なダメージを与えることも考えられます。建物の劣化を防ぎ、資産価値を保つためにも、アパートは定期的な塗り替えがおすすめです。 |
デメリット | △コストがかかる
アパートの外壁や屋根を塗り替える最大のデメリットは、コストがかかることです。塗り替え工事は建物に足場を組み、複数の職人が数日かけて行うため、決して安いものではありません。工事費用を負担に感じ、なかなか踏み切れないオーナーの方も多いでしょう。しかし、塗り替えをしないでいると、アパートの劣化は進むばかりで、結果として建物自体の資産価値が落ちてしまう可能性が高まります。アパートの塗装については、長期的な視野に立ってその必要性を考えることが大切です。 △塗装業者によって仕上がりに差が出る アパートの外壁や屋根の塗り替え工事は、施工の善し悪しが1~5年経たないと分からないといわれていて、素人目には手抜き工事がどうかの判断がつきにくいこともデメリットです。そのため、何年も経ってから手抜き工事が判明し、泣き寝入りするケースもあります。アパートの塗り替えで失敗しないためには、よい業者を見つけることがなによりも大切です。 業者選びのポイント!👉【初心者向け】外壁塗装の業者選びの6つのポイント!業者の選び方・注意点・トラブル 対策まとめ! △入居者への告知 一戸建ての場合は、自分たちの意思だけで自由に塗装工事を依頼することができます。しかし、アパートの場合は複数の入居者がいるため、勝手に工事をするわけにはいきません。アパートの場合、足場の規模も一戸建てに比べて大きくなります。入居者に何の影響も与えず工事をすることは不可能なため、入居者に工事を行う旨を事前に告知する必要があります。工事中は騒音や振動が発生するため、事前に告知をしておかなければクレームにつながる可能性もあります。告知方法としては、ノジケンではアパート内の掲示板に工事案内を貼り、各家庭に工事案内の文書を出します。ノジケンでは、入居者への事前告知は責任もって行います。 |
2.アパートの塗り替えのタイミングは?このようなサインを見逃さないで!
変色・色あせ |
アパートの外壁や屋根の塗り替えに使用される塗料は、耐候性に優れたものが増えています。それでも長期間紫外線や雨風にさらされると、塗料の耐久度が下がり変色したり色落ちしたりしてしまいます。変色は、塗り替え計画を立てる時期が来たサインの一つです。 |
チョーキング |
チョーキング現象とは、外壁を指をなぞるとチョークの粉のような白いものがつく現象です。チョーキングは雨や紫外線などで塗料に含まれた合成樹脂が分解されて、顔料が粉状になるために起こります。チョーキングが起きている外壁は、水に濡れると変色するため、雨の日にアパートの外壁の色が変わるときにはチョーキングが起こっている可能性が高いです。塗膜の性能を発揮できなくなってきている証ですので、塗り替えが近いと考えたほうがいいです。 |
外壁のひび割れ | 塗装が劣化して外壁を守れなくなってくると、ひび割れが発生します。まず塗膜にヘアークラックと呼ばれるひび割れが入るところから始まりますが、とても細かいひびのため、なかなか気がつきません。ヘアークラックを気づかず放置していると、外壁や屋根から雨水が入って建物本体にひびが入る恐れがあります。ひび割れを発見した場合には、補修が必要かを見極めることが必要です。
ひび割れの現象について詳しくはコチラ👉外壁のひび割れは放置すると危険!?補修のタイミングを知ろう! |
塗膜の浮き・はがれ |
塗料の耐久性が失われると、塗膜が浮いてポロポロとはがれてくる剥離がはじまります。早急に塗り直しをしないと、建物自体に深刻な影響が出る可能性が高まります。また、塗膜が浮いたり剥離してきたときには、既存の塗装をすべて除去したうえで塗り直しをしなければなりません。手間もコストもかかるため、塗膜の浮きや剥離が多数あるときには、塗り替えを行ったほうがいいでしょう。 |
屋根・屋上の劣化 |
外壁や共用部分は目に見えるため、変色やはがれなどに気がつきやすいものですが、屋根や屋上はなかなか目に触れる機会が少ないため、劣化に気づきません。しかし屋根や屋上は、外壁以上に雨や紫外線にさらされています。適切な管理ができていなかった場合は、気づいたときには、大規模な補修工事が必要になってしまう可能性が高くなります。屋根や屋上も定期的に点検し、劣化症状がないかを確認することが大切です。 |
3.業者選びはどうしたらいい?
大手ハウスメーカーでは、建物に対して長期の保証が付与されていますが、保証継続の条件として10年目には外壁塗装を含む有料のリフォームをする必要がある為、このタイミングで外壁塗装を検討する人も多くいらっしゃいます。ただ、保証継続の為にはハウスメーカー経由で有料のリフォームをすることが条件になっています。ハウスメーカーでのリフォームは建物を熟知している業者が行うので安心というメリットの半面、価格は2~3割高くなるというデメリットもあります。ハウスメーカー経由でのリフォームがよいのか、外壁塗装業者にお願いするほうがよいのかは意見が分かれるところです。ハウスメーカー以外の業者も視野に入れて価格やサービスの比較をするのもオーナーさんにとって重要になってくると思います。
塗装業者選びについて詳しくはコチラ👉【初心者向け】外壁塗装の業者選びの6つのポイント!業者の選び方・注意点・トラブル 対策まとめ!
最近のアパートの施工記録はコチラ👉神奈川県川崎市 アパート 改修工事
4.まとめ
いかがでしたか? アパートを塗り替えるメリット・デメリット、塗り替えのタイミングの見極め、よい業者の選び方をご紹介しました。オーナーとしては、アパートの魅力を高めて入居者を増やすこと、建物自体の寿命を延ばすことに大きなメリットがあると思います。そのためにも、適切なタイミングで塗装の塗り替えを行いましょう。ぜひ検討してみてください。ノジケンでは、無料にてお見積りを実施しております。お気軽にお問合せ下さい。
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